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埼玉の選挙…長瀞町長選が告示 新人3氏の争いに 前町長が公選法違反(買収)で辞職 クリーンな選挙訴え 町議補選も

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  • (左から)藤村さゆり氏、関口雅敬氏、岩田務氏

    長瀞町長選告示、立候補者(左から)藤村さゆり氏、関口雅敬氏、岩田務氏

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  • (左から)藤村さゆり氏、関口雅敬氏、岩田務氏

 前町長の公選法違反(買収)事件による辞職に伴う埼玉県長瀞町長選が28日告示され、いずれも無所属新人で、会社役員の藤村さゆり氏(49)、前町議会議長の関口雅敬氏(75)、元町議の岩田務氏(47)の3氏が立候補を届け出た。町政の信頼回復に向け、三つどもえの選挙戦が始まった。投開票は8月2日。

 クリーンな選挙を通して政治への信頼を取り戻すという共通課題に、候補者は三者三様の姿勢で支持を訴えた。

 藤村氏は出陣式で行政の停滞を指摘し、町民の懸念を払拭して、安心・安全な行政サービスを提供するなどと表明。「失墜した行政の信頼回復とコンプライアンス徹底による町政の立て直しが最大の務め」と力説し、しがらみのない公平・公正で透明性の高い町政に取り組むなどと語った。

 関口氏は「信頼回復のため力を結集し、健全なまちづくりを進めたい」と第一声。「日本一安全なまち宣言」や小規模水力発電の導入を掲げ、「町税増加に向けた企業誘致があと一歩のところまで来ている。未来を見据え、町の再生に力を貸してほしい」と支援を呼びかけた。

 岩田氏は今回の町長選を新たなまちづくりへの好機と主張。「これまでの経験と町民の声を真摯(しんし)に受け止め、長瀞の未来を前へ進める」と決意を示した。新しい発想と実行力が伴った行動力を武器に、公共交通の整備や施設の複合化、財政健全化や人口減少対策に取り組むと力説した。

 町議の死去に伴う町議補選(欠員1)も同日告示され、無所属の元職と新人1人がそれぞれ立候補した。

 有権者数は27日現在、5530人(男2687人、女2843人)。

◇長瀞町長選立候補者(28日、届け出順)

藤村さゆり 49 会社役員 無新
関口雅敬  75 前町議長 無新
岩田 務  47 元町議  無新

■藤村さゆり氏

 【略歴】(1)会社役員(2)コラム代表取締役(3)大東大(4)長瀞町(5)野上下郷

 【公約】(1)情報共有(2)人にやさしい町(3)持続可能な地域経済(4)ジオパークの活用(5)つながる長瀞(6)まちパト導入

■関口雅敬氏

 【略歴】(1)前町議会議長(2)運送会社元社長(3)正則学園高(4)秩父市(5)井戸

 【公約】(1)日本一安全な町へ企業誘致(2)高規格道路・間瀬トンネル建設(3)町内資源を生かした小規模水力発電導入

■岩田務氏

 【略歴】(1)会社役員(2)元町議会議長(3)法大在学(4)長瀞町(5)長瀞

 【公約】(1)公共施設の統合を見直し、経費と将来負担を削減(2)公共交通の導入で快適なまちへ(3)魅力ある町づくり

略歴は(1)職業または肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ

◇長瀞町議補選立候補者(28日、届け出順)

石森理嗣 43 会社役員 無新
板谷定美 76 自営業  無元

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