全国初、可搬式オービス盗まれる…配送業の男を窃盗容疑で逮捕 取り締まり中に速度超過か 「光った」ことに気付き現場へ戻る 900万円相当、いまだ見つからず
2026/07/28/06:40
埼玉県加須市内の国道で6月、速度違反取り締まりのために設置されていた可搬式オービス1台が盗まれた事件で、県警交通指導課と加須署は27日、窃盗の疑いで、加須市北小浜、配送業の男(58)を逮捕した。「私は盗んでいません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は6月18日午後11時5分ごろから15分ごろまでの間、同市岡古井の国道125号脇の歩道で、可搬式オービス1台(購入価格約900万円相当)を窃取した疑い。
同課によると、当日は加須署交通課員2人が設置場所から100~200メートル離れた場所からパトカー内で監視しており、定期確認に戻った際に盗まれていることに気付いた。可搬式オービスが盗まれるのは全国で初めてで、27日現在で発見されていないという。
当時、男は仕事終わりの帰宅途中で、県警は男の軽貨物自動車がオービスの前を通り過ぎた後に現場周辺に引き返したとみられる様子を現場周辺の防犯カメラなどから確認。オービスにも男名義の軽貨物自動車が速度超過した様子が撮影されており関与が浮上した。
県警は今月7日、男の自宅などを窃盗容疑で家宅捜索。任意の取り調べに対して「走行中に(オービスが)光ったことに気付き、確認に戻った」などと話していたという。県警は男が速度超過した事実の発覚を免れるために盗んだ可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べている。
同課は事件翌日の6月19日、各署へ盗難防止のためオービスの監視徹底に関する通知を発出。「今後同様の事案を発生させないよう、指導などを徹底する」とコメントした。











