コメ民間在庫最大の243万トン 適正量大幅超過、価格下落加速も
2026/07/24/14:07
農林水産省がコメの民間在庫量について、6月末時点で過去最大の243万トンに上ったとの調査結果をまとめたことが24日分かった。民間在庫の適正量とされる180万~200万トンを大幅に超過しており、コメ余りによる価格下落がさらに加速する可能性がある。消費者には手が届きやすくなる一方、コメ農家の経営を圧迫する恐れもありそうだ。
農水省は3月末時点で、6月末時点の民間在庫量を221万~234万トンと予測したが、見通しを上回る在庫が積み上がった形だ。今月28日に会合を開き、需給見通しについて公表する。
会合では、同時に2026年産米の作付け意向に関する最新の調査結果も発表する。コメ農家の主食用米の生産意欲は依然として高く、生産量は732万トンを見込み、需要推定の最大711万トンを上回るもよう。27年6月末時点の民間在庫量はさらに増え、最大281万トンに達する見通しだ。
農水省は供給過剰の場合、米価下落の可能性があるため、主食用から飼料用や加工用米への転換を促してきたが、転換が進んでいない実態が浮き彫りになった。













