首相側、中傷動画作成関与を否定 衆院予算委に陳述書提出
2026/07/22/16:34
高市早苗首相は22日、首相陣営による中傷動画作成疑惑を巡り、関与が疑われる首相の公設第1秘書の陳述書を坂本哲志衆院予算委員長(自民党)に提出した。秘書は陳述書で、動画の作成や依頼を否定。昨年秋の自民党総裁選前に、作成者とされる男性とオンライン会議を開いたものの「やりとりの詳細は記憶していない」とした。野党は、これまでの首相の国会答弁と変わらないとして「真相究明に不十分だ」と批判している。改めて首相の説明責任が問われそうだ。
首相は6月22日の衆院予算委で、秘書の陳述書提出で答弁に代えたいと発言。野党が答弁拒否だとして問題視し、国会が不正常化する発端となった。提出意向を示してから1カ月かかった。坂本氏は首相側から陳述書を受け取った後、予算委理事懇談会に提示した。
予算委の野党筆頭理事の長妻昭氏(中道改革連合)は理事懇で、秘書の参考人招致を重ねて要求。国会閉会後に中傷動画疑惑をテーマとして、首相が出席する集中審議を開くよう求めた。中道の小川淳也代表は「疑惑の解明にはほど遠い」とするコメントを発表した。












