埼玉新聞

 

<甲子園>花咲徳栄のキーマン・2番橋本が好調 実戦形式の練習で打撃修正「いい当たり出た」

  • リラックスした表情でクールダウンする花咲徳栄の選手たち=8日午後、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンター

 7日の完全休養日でリフレッシュしたチームは8日、午後3時から兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンターで2時間の練習を行い、体のキレを取り戻した。

 瞬発系のトレーニングを兼ねたウオーミングアップの後、内野と外野に分かれてノックを実施。その後、先発メンバーを半分に分け、攻守を入れ替えながら実戦形式の練習を行った。

■打撃修正、調子上げる/2番橋本吏

 久しぶりの実戦形式の練習で打撃を修正した2番橋本吏が調子を上げてきた。

 埼玉大会の自分の打撃が窮屈そうに見えたため、甲子園に入ってから右脇を空けるように意識を変えてきたが、「いざ実戦で試してみたらしっくりこなかった」。埼玉大会時の右手首への意識に戻したことで、タイミングが合うようになった。

 11日の初戦で対戦する明石商の狭間監督が警戒する花咲徳栄にとってのキーマンは、「最後にいい当たりも出たので良かった」と勘も取り戻した。

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