さいたま市スポーツ協会の使途不明金3500万円 約2カ月行方不明だった36歳職員の男を逮捕 協会事務局が入る施設内で発見 決算監査中に通帳とカード持ち出した疑い 「お金がなくなったので」と供述
2026/07/14/07:22
公益財団法人さいたま市スポーツ協会が管理する口座などから約3500万円の使途不明金が発覚した問題で、口座の通帳やキャッシュカードを盗んだとして、浦和西署は13日、窃盗の疑いで、住所不詳、同協会職員の男(36)を逮捕した。「私的に現金を下ろしていたことがばれると思った。自分のお金として使うために盗んだ」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は5月15日午後2時10分ごろ、埼玉県さいたま市道場4丁目の同協会事務局内で、協会の通帳2通とキャッシュカード2枚を盗んだ疑い。
同署によると、今月12日午後8時45分ごろ、同協会の事務局が入るサイデン化学アリーナの警備員が施設内にいた男を発見。「不審者を確保している」と110番した。確保時には通帳やキャッシュカードを所持しておらず、「お金がなくなったので、職場のパソコンからネットバンクにログインしてお金を盗もうと思った」などと供述しているという。
男は協会で会計事務などに従事しており、5月15日に行われた同協会決算監査中に通帳とキャッシュカードを持ち出して職場から離れ、行方不明になっていた。その後の調査で使途不明金が発覚した。同署が6月19日に通帳とキャッシュカードに対する窃盗事件として、被害届を受理。県警は使途不明金との関連を調べ、業務上横領容疑も視野に捜査を進める。
男の逮捕を受け、さいたま市スポーツ協会の北清治会長は13日、「発生当初から関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけし、改めて協会を代表しておわび申し上げます。引き続き捜査機関に協力し、再発防止策の徹底を図り、失われた信頼の回復に全力で取り組む」とコメントを出した。











