埼玉新聞

 

「たかが」ではない…万引防止週間 保育園児が「まんびきやめて」と店内を巡回、子ども用制服で呼びかけ 越谷アルファーズ堀陽稀選手が一日署長 埼玉県内の認知件数は6283件と増加、約4割が70代以上だった署も

  • 一日越谷署長を務め、万引防止を呼びかけた越谷アルファーズの堀陽稀選手=10日、越谷市のイオンレイクタウンKaze

    一日越谷署長を務め、万引防止を呼びかけた越谷アルファーズの堀陽稀選手=10日、越谷市のイオンレイクタウンKaze

  • スーパーで万引防止を呼びかける島こどものしろ保育園の園児たち=8日、さいたま市見沼区のヨークフーズハレノテラス東大宮店

    スーパーで万引防止を呼びかける島こどものしろ保育園の園児たち=8日、さいたま市見沼区のヨークフーズハレノテラス東大宮店

  • 一日越谷署長を務め、万引防止を呼びかけた越谷アルファーズの堀陽稀選手=10日、越谷市のイオンレイクタウンKaze
  • スーパーで万引防止を呼びかける島こどものしろ保育園の園児たち=8日、さいたま市見沼区のヨークフーズハレノテラス東大宮店

 7月7日から13日までの「万引防止週間」に合わせ、県警は各種防犯キャンペーンを行った。バスケットボール・越谷アルファーズの堀陽稀選手(23)を一日越谷署長に迎えたり、スーパーで保育園児が呼びかけるなどし、万引を「しない」「させない」「許さない」という機運を高めた。

 越谷市のイオンレイクタウンでは10日、堀選手を一日越谷署長に迎え、キャンペーンを行った。県警の三浦孝一生活安全部長から来場者に県内の万引の情勢を紹介。昨年の万引の認知件数は6283件(前年比331件増)で、増加傾向にあるとし、「この状況を打破するためキャンペーンを行い、万引撲滅の機運が高まることを期待している」とあいさつした。

 堀選手は「一日署長という貴重な経験ができて光栄。万引を防止し、安心できるまちを皆さんでつくっていきましょう」と呼びかけた。身長190センチの堀選手は、県警の礼服の最大サイズに身を包み、警察官らと店内を巡回した。

 さいたま市見沼区のヨークフーズハレノテラス東大宮店では8日、島こどものしろ保育園年長の16人が、子ども用の警察制服を身にまとった。園児らの多くは「万引」という言葉を理解しており、自らが作成した「まんびきやめて」などと書かれた旗を持ちながら店内を巡回した。

 大宮東署管内では今年5月末までに認知した万引は45件で、約4割が70代以上だった。同署の岩元美憲生活安全課長は「警察よりも子どもたちに言われると、駄目だという意識が強くなる。たかが万引という意識を払拭してもらいたい」と話した。

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