ロベカルにロナウジーニョ、壁一面にサインずらり W杯で激闘のサッカーブラジル代表 過去に大宮のスタジアムで練習 7月に限定公開も
サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で6月29日、日本代表はブラジル代表に1―2で逆転負けを喫し、ベスト16進出を逃した。日本代表との熱戦を演じたブラジル代表だが、さいたま市大宮区にある「NACK5スタジアム大宮」が彼らとの縁を感じられるスポットだとは、あまり知られていない。
■公式練習で使用
NACK5スタジアムは、日本最初のサッカー専用スタジアムとして、1960年に完成。1979年には、世界を代表する選手の一人、"神の子"マラドーナがプレーするなど、日本サッカーの発展を見届けてきた歴史あるスタジアムだ。
そんなスタジアムだが、2002年の日韓ワールドカップの際には、同大会で優勝を果たしたブラジル代表が公式練習場として使用したのだ。埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区)での試合を控えていたことから、会場からあまり離れておらず、設備が整っていたNACK5スタジアムが練習場として指定されたという。
当時の名残として、現在でもスタジアム1階にある会議室の壁には、ロナウジーニョやロベルト・カルロス、カカ、ジダ、カフーなど当時の代表メンバーのサインがずらり。サイン入りの代表ユニフォームやボールも保管されている。
■「不思議な縁感じた」
5月31日にスタジアムで行われたイベント「ウェルビーイングライフスタジアム」では、会議室でさいたま市立大宮図書館が出張企画を開催。当時の埼玉新聞の記事やさいたま市報を展示し、来場者らは、クイズラリーなどを体験しスタジアムの歴史に触れた。
大宮図書館の馬渕忠秀館長は「企画を終えた後だったので、今回のW杯での対戦は不思議な縁を感じた。負けたことは悔しかったが、スタジアムの歴史を通じてサッカー王国・ブラジルを、少し身近に感じられるようになった」と話した。
会議室はスタジアムツアーの際に見学できるほか、7月中旬ごろから期間限定で公開を予定しているという。詳細はNACK5スタジアムホームページから確認できる。
=埼玉新聞WEB版=











