東松山市長選が告示 新人3氏の争いに、12日投開票
任期満了に伴う埼玉県の東松山市長選は5日告示され、いずれも無所属新人で、元市議の中島慎一郎氏(40)=自民推薦、元県議の松坂喜浩氏(65)、元市議の鈴木健一氏(58)の3人が立候補を届け出た。中心市街地の活性化や市民病院の経営改善などを巡り、論戦が交わされる見通しだ。市議辞職に伴う市議補選(欠員1)も同日告示され、無所属新人2人が立候補した。いずれも12日に投開票される。
市長選は現職で4期目の森田光一氏(73)が今期限りでの引退を表明しており、16年ぶりに新顔のリーダーを選ぶ選挙となった。
中島氏は森田氏が推し、デマンドタクシー利用補助や市民病院の再生、駅周辺のにぎわい創出を掲げる。箭弓稲荷神社で行った出陣式では「市の未来を担う子どもたちや市を守ってきてくれた先輩世代のために、森田市長の思いを受け継ぐ。スピード感を持って希望をつくり出し、前へ動かしていく」とした。
松坂氏は「完全無所属市民派」として出馬し、「移動市長室」の開設や市民病院の経営改革などを挙げる。東武東上線東松山駅東口で行った出陣式では「駅周辺を再整備し、空き店舗活用のシステムを作りたい。市内各地の施設は長寿命化を図りながら、市民の使い勝手の良い施設を造る」と強調した。
鈴木氏は「しがらみゼロ」を押し出し、民間活力による全地域の発展や水道・下水道料金の値下げを主張する。六反町の選挙事務所で第一声を行い、「バスでどこにでも行けるよう、中心市街地とそれ以外の地域のアクセスの格差を是正する。市民病院を中心として、安心安全なまちづくりをする」と訴えた。
有権者数は7月4日現在、7万5126人(男3万7411人、女3万7715人)。
■中島慎一郎氏
【略歴】(1)元市議(2)比企青年会議所理事長(3)早大(4)所沢市(5)沢口町
【公約】(1)中学校給食費の無償化(2)デマンドタクシー利用補助(3)市民病院の再生(4)駅周辺の再生とにぎわいの創出
■松坂喜浩氏
【略歴】(1)元県議(2)NPO法人代表理事(3)中央工学校(4)東松山市(5)正代
【公約】(1)市民を大切にする政治(2)中期財政計画の見直し(3)移動市長室の開設(4)移住促進
■鈴木健一氏
【略歴】(1)元市議(2)行政書士会東松山支部長(3)中大院(4)北海道(5)桜山台
【公約】(1)民間活力による市内全地域の発展(2)市民病院の充実(3)市内循環バス網の整備(4)子育て支援の拡充(5)退職金カット
※略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ











