慌てる夫婦異変、携帯で会話「滞納している」…気付いた女性、直感で通報し詐欺阻止 銀行勤務で休暇中だった女性、夫婦を説得しても詐欺師を信じきっていた…勇気を出し、振り込みを止めて110番
2026/07/06/08:12
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、埼玉県警岩槻署は、埼玉りそな銀行栗橋支店のパート従業員、斎藤正美さん(57)に感謝状を贈呈した。
同署などによると、5月23日正午ごろ、斎藤さんが蓮田市内の金融機関内にあるATMを操作していたところ、同市居住の高齢夫婦が携帯電話で通話しながら慌てた様子でATMを操作していたため、振り込み先を尋ねると「保険金を払って、ここの金融機関に電話するよう言われた」などと話したことから詐欺を疑い、ATMの操作を中止するよう説得。夫婦は「保険金を滞納しているから」と信じきっていたが、斎藤さんは振り込みを止めて110番し、被害を未然に防いだ。
仕事中も特殊詐欺が疑われる際は声かけをしているというが、この日は休日で、勤務外に特殊詐欺が疑われる場面に遭遇するのは初めてだという。斎藤さんは「勇気を出して声をかけて良かった。今後も周りを見て、少しでも声をかけられるようにしたい」と意気込んだ。
同署の小野瀬孝署長は「勇気を持って声かけし、未然防止してくれて大変うれしく思う。周囲の方の声かけをする勇気が詐欺被害を少しでも減らせる」と功労をたたえた。











