埼玉新聞

 

元三郷市議、名誉毀損認める 市長が「受託収賄事件に関与」など投稿を19回繰り返す さいたま地裁で初公判 市職員に暴言を浴びせる行為で昨年は市議を除名

  • 市議会からの除名について報道陣の質問に答える関根和也元市議=2025年12月3日、三郷市役所

    市議会からの除名について報道陣の質問に答える関根和也元市議=2025年12月3日、三郷市役所

  • 【地図】三郷市

    三郷市の位置

  • 市議会からの除名について報道陣の質問に答える関根和也元市議=2025年12月3日、三郷市役所
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 埼玉県三郷市の木津雅晟市長に対して交流サイト(SNS)で「受託収賄事件に関与した」などと虚偽の事実を投稿したとして、名誉毀損(きそん)の罪に問われた、元三郷市議の自営業関根和也被告(45)の初公判が2日、さいたま地裁(増尾崇裁判官)で開かれた。関根被告は「名誉毀損目的で投稿したわけではないが、結果として名誉を傷つけてしまった。名誉毀損の成立は争いません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、関根被告が知人から聞いたうわさを事実だと思い込み、不特定多数に知らせようと考え、SNSで文章や動画を使って投稿を繰り返したと指摘した。弁護側は被告の行為は未必の故意に当たるとして、起訴内容について争わないとした。

 起訴状などによると、関根被告は三郷市長の名誉を毀損しようと考え、昨年7月22日~同年12月31日までの間、19回にわたり、SNSに「公共事業の入札において、受託収賄事件及び公契約関係競売等妨害罪に関与した」などといった文言を投稿し、市長の名誉を毀損したとされる。

 関根被告は昨年8月以降、市役所を訪れて職員に暴言を浴びせるなどの行為を繰り返したとして、市議会は昨年12月、除名処分を可決し、市議を失職した。

 県警は昨年11月、市役所の受付窓口で職員らに暴言を浴びせるなどして業務を妨害したとして、関根被告を威力業務妨害容疑で、さいたま地検に書類送検している。

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