埼玉新聞

 

【動画】おでこに朱印、無病息災願う 赤ちゃん集う伝統行事「初山」 さいたま・岩槻 縁起物の和うちわ配る風習も

  • おでこに朱印を押してもらう加藤凜叶ちゃん。左が母雛乃さん=1日、さいたま市岩槻区の冨士浅間神社

    おでこに朱印を押してもらう加藤凜叶ちゃん。左が母雛乃さん=1日、さいたま市岩槻区の冨士浅間神社

  • 額にハンコをおされ泣き出す赤ちゃんも

    額にハンコをおされ泣き出す赤ちゃんも

  • 一升分の餅の入ったバッグを背負う赤ちゃんを撮影する親子

    一升分の餅の入ったバッグを背負う赤ちゃんを撮影する親子

  • お祓いをする馬場裕彦宮司

    お祓いをする馬場裕彦宮司

  • 【地図】さいたま市岩槻区(背景薄緑)

    さいたま市岩槻区の位置

  • おでこに朱印を押してもらう加藤凜叶ちゃん。左が母雛乃さん=1日、さいたま市岩槻区の冨士浅間神社
  • 額にハンコをおされ泣き出す赤ちゃんも
  • 一升分の餅の入ったバッグを背負う赤ちゃんを撮影する親子
  • お祓いをする馬場裕彦宮司
  • 【地図】さいたま市岩槻区(背景薄緑)

 この1年間に生まれた子どもの健やかな成長と無病息災を願う伝統行事「初山(はつやま)」が1日、さいたま市岩槻区府内の冨士浅間神社で行われた。

 富士山をご神体として信仰する同神社では、富士山の山開きに合わせて毎年この日に祭礼が行われる。境内の石段を登り、参拝した赤ちゃんは馬場裕彦宮司からおはらいを受け、おでこに「神爾」の朱印を押し、健やかな成長を祈願した。

 同神社では、岩付城の築城後、城下で最も高い場所に社殿が造られたと伝わる。富士山の溶岩を積み上げた富士塚の上にあり、戦国時代に築かれた土塁(大構)の上に社殿が残る。富士山信仰に根差した神社ならではの歴史が受け継がれている。

 岩槻区から生後10カ月の加藤凜叶(りんか)ちゃんと参拝に訪れた父豪成さんは「自分もここで初山をしました。真っすぐに育っていってほしい」と願った。

 また、参拝者は名前を入れた縁起物の竹製の和うちわを買い求めた。「(出産祝いへの)あげ始め、もらい始め」として近所へ配る習わしも受け継がれ、地域に夏の訪れを告げていた。

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