【動画】おでこに朱印、無病息災願う 赤ちゃん集う伝統行事「初山」 さいたま・岩槻 縁起物の和うちわ配る風習も
2026/07/03/07:10
この1年間に生まれた子どもの健やかな成長と無病息災を願う伝統行事「初山(はつやま)」が1日、さいたま市岩槻区府内の冨士浅間神社で行われた。
富士山をご神体として信仰する同神社では、富士山の山開きに合わせて毎年この日に祭礼が行われる。境内の石段を登り、参拝した赤ちゃんは馬場裕彦宮司からおはらいを受け、おでこに「神爾」の朱印を押し、健やかな成長を祈願した。
同神社では、岩付城の築城後、城下で最も高い場所に社殿が造られたと伝わる。富士山の溶岩を積み上げた富士塚の上にあり、戦国時代に築かれた土塁(大構)の上に社殿が残る。富士山信仰に根差した神社ならではの歴史が受け継がれている。
岩槻区から生後10カ月の加藤凜叶(りんか)ちゃんと参拝に訪れた父豪成さんは「自分もここで初山をしました。真っすぐに育っていってほしい」と願った。
また、参拝者は名前を入れた縁起物の竹製の和うちわを買い求めた。「(出産祝いへの)あげ始め、もらい始め」として近所へ配る習わしも受け継がれ、地域に夏の訪れを告げていた。











