珍しい…多彩なメロカリスを一堂に 小川の自然農園で800品種 新鮮な、変化に富んだ美しさ楽しむ これから見頃迎えるオリジナル品種も 7月5日まで
小川町青山の岡本自然農園(岡本守夫さん経営)の一角にあるヘメロカリス園で、黄色やオレンジ、深紅、ピンク、白色など800品種を超える花が咲き誇っている。色や形など多彩な品種を一堂に集めたヘメロカリス園は珍しく、訪れた人たちが“一日花”のはかなさと日ごとの新鮮な美しさ、変化に富んだ色とりどりの花の美しさを楽しんいる。7月5日まで。
ヘメロカリスはユリ科の多年草。和名は「忘れ草」。高原に咲くニッコウキスゲや、田んぼの畔に咲くノカンゾウと同じ仲間。ギリシャ語で「一日の美」、アメリカでは「デイリリー」の名前で広く親しまれているという。
岡本さんがへメロカリスの栽培を始めたのは三十数年前。県北の農家の畑で咲いていた花を分けてもらった。当初手に入れたのは10種類ほどだった。東京都内の花の会に入って、栽培方法を学んだり、少しずつ品種を増やしてきた。その後、自分で「優雅さと品格を備えた日本独特のオリジナルのへメロカリスを作っていけたら」との思いで、試行錯誤を重ね、品種改良を進めてきた。800品種の3分の1は岡本さんのオリジナルだ。オリジナル品種には名前を付けている。例えば笑っているように見える花は「笑い声」、ラベンダーブルーの幻想的な花は「水中花」など。
今後も「(難しいとされる)安定してより澄んだ『青い花』を咲かせる品種改良に取り組み、鉢植えでもできるコンパクトな『極小輪』の花を咲かせてみたい」と話す。
これからオレンジと桃赤色の「娘盛り」、さえた紺色の「水底(みなそこ)」、赤い花の中心部が緑色の「赤帝(せきてい)」などのオリジナル品種が見頃を迎える。
午前9時~午後5時。入園料は100円(緑化協力金、災害地支援金に)、中学生以下は無料。苗の販売もしている。詳しくは、同園の公式サイトで。
問い合わせは、小川町にぎわい創出課(電話0493・72・1221)へ。











