女性2人死亡…首を絞め、ナイフで複数刺す 老人ホームの元職員、入所者を襲う 地検、容疑で逮捕の男を起訴 鑑定留置をしていた 事件直前に人間関係のトラブルあり、「怒りが増大した」と話す22歳
2026/06/20/08:52
鶴ケ島市の老人ホームで昨年10月、入所者の女性2人が殺害された事件で、さいたま地検は19日、殺人、窃盗、建造物侵入、銃刀法違反の罪で、住所不定、同施設元職員で無職の男(22)をさいたま地裁に起訴した。裁判員裁判で審理される。地検は刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置していた。
起訴状などによると、男は昨年10月15日未明、鶴ケ島市若葉2丁目の介護付き有料老人ホーム「若葉ナーシングホーム」の電子錠を開錠して侵入し、入所者の女性2人=いずれも当時(89)=の首をベルトで絞めた上、胸部をナイフで複数回突き刺して殺害したなどとされる。
県警は事件当日、女性1人を殺害したとして、殺人容疑で男を逮捕。その後、事件前に熊谷市内の飲食店などで現金を盗んだとして窃盗容疑などで再逮捕し、もう1人の女性への殺人容疑で再逮捕していた。さいたま地検は昨年12月18日から一度の延長を経て計約6カ月間、男を鑑定留置していた。
男はこれまでの県警の取り調べに対して容疑を認めた上で、自身の周辺環境や社会などに不満を募らせ、「(事件直前に)人間関係のトラブルがあり、蓄積していた怒りが増大して『人を殺したい』という気持ちが高まった」などと供述していた。










