埼玉新聞

 

豪SNS禁止、なお抜け穴 施行半年、6割が利用継続

  •  インスタグラムを見る日本人の生徒=1日、オーストラリア・シドニー(共同)

     インスタグラムを見る日本人の生徒=1日、オーストラリア・シドニー(共同)

  •  インスタグラムを見る日本人の生徒=1日、オーストラリア・シドニー(共同)

 【シドニー共同】オーストラリアで16歳未満の交流サイト(SNS)利用を禁止する世界初の法律が昨年12月10日に施行されて半年。有害コンテンツから子どもを守る狙いだが、6割以上が利用を続けているとの調査もある。年齢を偽り、親の協力を得て、抜け穴を見つけて利用を再開する。法律の実効性をどう高めるかが課題だ。

 シドニーの女子校に通う日本人生徒(14)は「どうなるかなと思い(16歳以上だと申告する)ボタンを押したらログインできちゃいました」と語る。

 政府は運営企業に規制を委ね、合理的措置を怠れば最大4950万豪ドル(約55億円)の制裁金を科す。政府は500万以上のアカウントが削除されたと成果を誇示する。

 しかし、有害コンテンツからの若者保護に取り組む英基金が今年3月、オーストラリアの12~15歳の約千人を対象に調査し、61%が少なくとも一つのアカウントにアクセスし続けていることが分かった。このうち70%が規制回避は簡単だと回答した。

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