埼玉新聞

 

違法…埼玉にイスラム教の礼拝所モスクを建築、禁止エリアに 開所式が行われ、駐日大使も訪れていた 場所は市街化調整区域「今の状況は容認できない」

  • 市街化調整区域に建設された建物。敷地は施錠され人が立ち入れない状況になっている=10日、川越市下赤坂

    市街化調整区域に建設された建物。敷地は施錠され人が立ち入れない状況になっている=10日、川越市下赤坂

  • 【地図】川越市

    川越市の位置

  • 川越市下赤坂の周辺(国土地理院HPより)

    川越市下赤坂の周辺(国土地理院HPより)

  • 市街化調整区域に建設された建物。敷地は施錠され人が立ち入れない状況になっている=10日、川越市下赤坂
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  • 川越市下赤坂の周辺(国土地理院HPより)

 川越市の市街化調整区域に無許可で建物が建築されイスラム教の礼拝所(モスク)などとして利用されていたとして、同市の森田初恵市長は10日、「一日も早い解決ができるよう進めていく」とするメッセージを発表した。

 メッセージや市の説明によると、建物は同市下赤坂にあり、地目は「山林」。市は建物について2024年10月、都市計画法に基づいて「違法建築工事」として把握。「工事停止」の警告書を複数回貼るなどした。建物が完成した後は、撤去に向けて行政指導を繰り返した。

 今年3月には土地所有者の法人から、31年3月を期限とする是正計画書が提出された。一方、建物では今年4月に開所式が行われ、市によると駐日パキスタン大使も訪れたという。

 市はこの事案への対応力を強化するとして担当課の職員を増やし、法的措置に備え弁護士への委任も行った。

 今月1日にパキスタン大使館と事務レベルで協議したほか、4日には市の担当者が行政指導のため、土地を所有する法人関係者と面談。この建物で礼拝を行わない旨を確認し翌5日、敷地が施錠され人が立ち入れない状況になっていることを確認したという。

 森田市長は10日の市議会一般質問で、建物への対応について「今の状況は容認できない。パキスタン大使と面会し、解決に向け協議を行いたい」と述べた。加藤みなこ議員(川越未来の会)の質問に答えた。

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