40年代までに原発立て替え5基 経産省、東電事故後初の数値目標
2026/06/04/23:48
廃炉を決めた原発の建て替えに関して、経済産業省が2040年代までに最大5基とする目標案をまとめたことが4日、関係者への取材で分かった。50年代までには14基程度とする。東京電力福島第1原発事故後、政府が具体的な数値目標を示すのは初めて。
5日に開く経産省の審議会で目標案を示す。電力業界は政府に対し、40年代までに原発5基分に相当する550万キロワットが不足するとの試算を示していた。
政府はエネルギー基本計画で、国内の電源構成に占める原発比率を40年度に2割にする目標を掲げている。
原発事故後、国は原発依存度を「可能な限り低減する」としていたが、25年2月に改定したエネルギー基本計画で最大限活用の方向にかじを切った。40年度に2割にするには新設や増設が必要で、電力業界は同じ発電所内や別の発電所内に次世代型原発を造る建て替え(リプレース)を進める必要があるとしていた。
現在、国内では11原発24基が廃炉作業中。関西電力美浜原発(福井県)や九州電力川内原発(鹿児島県)での建て替えが有力とみられている。











