埼玉新聞

 

被害総額は1億670万円…埼玉や群馬、栃木で住宅など72カ所に侵入 現金や貴金属を盗んだ疑い 男を追送検 犯行場所は地図アプリで選定…「敷地に車がなく、インターホンで応答がない住宅を狙った」と話す27歳

  • 押収した貴金属や金庫、ナンバープレートなど(県警提供)

    押収した貴金属や金庫、ナンバープレートなど(県警提供)

  • 押収した貴金属や金庫、ナンバープレートなど(県警提供)

 一般住宅や空き家に侵入して金品を盗んだなどとして、ベトナム国籍の男らが逮捕された事件で、県警捜査3課などの合同捜査班は22日、住居侵入と窃盗などの疑いで、坂戸市関間3丁目、無職の男(27)=窃盗罪などで公判中=をさいたま地検に追送致した。県警はこれまでに、男らによる窃盗事件など170件(被害総額約1億670万円)を確認。うち、72件(同約2274万円)を追送致し、捜査を終結した。

 追送致容疑は共謀の上、2024年8月14日ごろから25年6月17日ごろまでの間、埼玉、群馬、栃木県の一般住宅など72カ所に侵入し、現金約788万円やネックレスなど529点(時価計約1486万円相当)を盗んだ疑い。容疑を認め、窃取した現金などについて「生活費や母国の親族に送金していた」などと供述しているという。

 同課によると、男は共犯の男3人と共に事前に地図アプリで犯行場所を選定。敷地内に車がなく、インターホンで応答がない住宅を狙っていた。無施錠箇所がない場合は工具で窓ガラスを割って侵入。犯行場所までは車を使用し、ナンバープレートを取り替えながら走行していた。男は共犯の男らについて、「ベトナム人のコミュニティーを通じて住居を転々としていく中で知り合った」などと話しているという。

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