埼玉新聞

 

焼き鳥や鶏煮込みなど食べ、男女4人が食中毒 カンピロバクター検出、さいたま市が居酒屋を処分

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は29日、食中毒を起こしたとして、同市浦和区常盤9丁目の居酒屋「焼鳥鳥誠(とりせい)本店」を食品衛生法に基づき、同日から31日まで3日間、営業停止の行政処分にしたと発表した。

 市食品・医薬品安全課によると、6日午後、同店で一緒に食事をした20~50代の男女4人が9~14日にかけて、下痢、腹痛、発熱などの症状を訴えた。16日、医師から市保健所に通報があり、検査で4人の便から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出された。発症者全員の共通食が同店の食事に限られることなどから、同店の食事が原因の食中毒と断定した。全員が快方に向かっているという。原因食品は不明だが、4人は、ねぎま、つくね、レバーなど焼き鳥や、鶏煮込みなどを食べていた。

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