埼玉新聞

 

自慢のお菓子が大集合!50種類以上販売の「クッキーバザール」 福祉作業所25施設が手作り 浦和で29~31日

  • バザールで販売するクッキーをPRする若尾明子さん=埼玉県さいたま市浦和区常盤10丁目のマーブルテラス

    バザールで販売するクッキーをPRする若尾明子さん=埼玉県さいたま市浦和区常盤10丁目のマーブルテラス

  • バザールで販売するクッキーをPRする若尾明子さん=埼玉県さいたま市浦和区常盤10丁目のマーブルテラス

 NPO法人「クッキープロジェクト」(埼玉県さいたま市浦和区)は29~31日、浦和コルソ1階で、毎年恒例の「クッキーバザール2023」を開催する。今回が15回目。県内の福祉作業所25施設と一緒に、障害のある人が手作りした50種類以上のクッキーやドーナツなどを販売して支援する。

 同法人は障害のある人やプロのシェフ、デザイナー、学生、主婦、会社員らが、福祉作業所の手作りクッキーなどの商品開発に取り組んでいる。バザールに参加するのは、さいたま市や川口市、川越市、羽生市、三郷市、吉川市などの福祉作業所25施設。「おいしさのひみつ」と題して、動画投稿サイト「ユーチューブ」に、各施設がどのようにクッキーを作っているかを紹介する動画も配信している。

 新たな試みとして、オフィス向けの「クッキーBOX(ボックス)」を企画した。25施設のクッキーやパウンドケーキなど22~24袋の詰め合わせのお菓子(5千円相当)を2回配送する。1回目は4月25日、2回目は5月23日に届ける予定で、計1万800円。30の企業や団体への販売を目標にしている。会社の福利厚生や会議でのおやつに利用されることを期待している。

 代表理事の若尾明子さんは「オフィスの置き菓子として利用され、買い支えしてくれるとありがたい。おいしいクッキーをみんなで買って食べるだけで応援になり、社会貢献になる」と話していた。

 バザールは午前10時~午後8時。クッキーBOXは同法人の通販サイト「おかし屋マーブルONLINE」から申し込む。問い合わせは、同法人(電話048・717・1689)へ。

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