埼玉新聞

 

<J2大宮>原博実前社長が退任会見 大宮の伝統を残すため尽力…Jリーグと外資、サポーターをつなぐ「「一番いい引き継ぎをして、次に託す」

  • 退任会見を行った大宮の原博実前代表取締役社長

    退任会見を行った大宮の原博実前代表取締役社長=17日午後、NACK5スタジアム大宮

  • 退任会見を行った大宮の原博実前代表取締役社長

 J2大宮の転換期を支え、13日に代表取締役社長を退いた原博実氏が17日、NACK5スタジアム大宮で退任会見を行った。原氏は「一番いい引き継ぎをして、次に託す。このタイミングがベストだと思う」と考えを語った。

 原氏は2022年にスポーツ本部長として大宮に招かれた。24年にはレッドブルによるクラブ買収と同時に代表取締役に選出され、25年から社長に就任。転換期を迎えたクラブを支え続けた。

 原氏は「Jリーグに外資が入ってきて、チームカラーや名称が変わってもパートナーと一緒になってうまく進める。レールに乗せるというのが僕の仕事だった」と、Jリーグと外資の間をつなぐ役割を担った。24年のクラブ買収時も、大宮の伝統を残すため尽力し、レッドブルとサポーターを結び付けた。

 「サッカー界が今後、人口を増やすには女子だ」と、女子サッカーが広がりを見せる世界の流れをくみ、女子チームの整備にも積極的に動いた。「課題もあるが、女子のリーグをうまくやれたらいい」と競技の発展を願う。

 浦和、FC東京で監督を歴任し、日本サッカー協会の専務理事を務めるなど、日本サッカー界への貢献は大きい。自身の今後については、「ずっと大宮の試合を見ていたので、いろいろなチームを見に行くか、ゆっくりしたい」と含みを持たせた。

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