埼玉新聞

 

現新の3人が立候補 埼玉・上里町長選が告示 今の町政の評価やサービスエリアや高崎線の駅周辺の開発など争点 投開票は4月19日

  • 左から、山下博一氏、内田浩氏、納谷克俊氏

    左から、山下博一氏、内田浩氏、納谷克俊氏

  • 【地図】上里町(背景薄緑)

    上里町の位置

  • 左から、山下博一氏、内田浩氏、納谷克俊氏
  • 【地図】上里町(背景薄緑)

 任期満了に伴う埼玉県の上里町長選は14日告示され、3選を目指す現職の山下博一氏(78)=自民推薦、新人で会社役員の内田浩氏(62)、新人で会社役員の納谷克俊氏(56)の無所属3人が届け出た。現町政の評価、関越自動車道上里サービスエリア(SA)やJR高崎線神保原駅の周辺開発などが争点となる。町議選(定数14)も同日告示され、15人が立候補した。投開票は19日。

 山下氏は県内町村初の保育料完全無償化や学校給食費無償化など、2期8年の実績を強調。上里SA付近に企業誘致を進め、税収増につなげることなどを掲げた。将来を見据えた投資も必要で、「子どもたちや若い人たちが住み続けられるようなまちづくりをしっかりやっていきたい」と語った。

 内田氏は元東京国税局職員で、大手の保険会社や通信会社でも勤務した経験を持つ。現在は不動産コンサルタント業で自動車販売も行っている。「上里で日本一の経済成長を目指したい。地方から声を上げ、国を動かしていく上里町にしたい。上里から上里モデルを作り、全国に波及させたい」などと支持を求めた。

 元町議の納谷氏は町議を5期20年務め、2022年の前回町長選に立候補したが、山下氏に675票差で敗れており、雪辱に燃えている。「30以上ある公約を実現させるには私が勝たないといけない。(投開票日の)19日は皆さんと新たな上里町の発展の出発になるよう、全力で頑張りたい」などと訴えた。

 町議選(定数14)も告示され、現職11人、新人4人の計15人が立候補した。内訳は無所属12人、公明1人、維新1人、共産1人。

 有権者数は13日現在、2万5060人(男1万2402人、女1万2658人)。

■山下博一氏

【略歴】(1)町長(2)町議、IT企業部長、国鉄助役(3)熊谷商工高(4)上里町(5)神保原町
【公約】(1)切れ目ない子育て支援策の拡充(2)戦略的な企業誘致と農業振興(3)上里SA周辺開発の推進(4)健康・福祉の向上

■内田浩氏

【略歴】(1)会社役員(2)NTT東日本、東京海上、東京国税局(3)専修大(4)深谷市(5)堤
【公約】(1)誰ひとり見捨てない政治(2)みんな豊かに(3)真の政治(4)真心ある政治(5)真実の政治(6)愛のある政治の実行

■納谷克俊氏

【略歴】(1)1級建築士(2)町議(3)明治大院(4)上里町(5)七本木
【公約】(1)財政の健全化を図りながら住民福祉の向上を目指す(2)産業誘致の強化(3)子育て世代の就労支援(4)学校教育の充実

※略歴は(1)職業または肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ。

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