埼玉新聞

 

現新の3人が立候補 埼玉・久喜市長選が告示 行財政運営や人口減少対策などが争点 投開票は4月19日

  • (左から)貴志信智氏、渡辺優氏、梅田修一氏

    (左から)貴志信智氏、渡辺優氏、梅田修一氏

  • 【地図】久喜市(背景薄緑)

    久喜市の位置

  • (左から)貴志信智氏、渡辺優氏、梅田修一氏
  • 【地図】久喜市(背景薄緑)

 任期満了に伴う埼玉県久喜市長選は12日告示され、新人で元市議の貴志信智氏(39)、新人で会社役員の渡辺優氏(73)、3選を目指す現職の梅田修一氏(51)=自民推薦=が立候補を届け出、無所属の現新3人による三つどもえの争いとなった。市議選も同日告示され、定数27に対し40人が立候補。市の将来像を巡り、7日間の舌戦がスタートした。投開票は19日。

 旧1市3町の合併により県北東部の拠点都市となって16年が経過した今回の選挙戦。物価高や少子高齢化といった課題に直面する中、行財政運営や人口減少対策などが争点となる。

 貴志氏は大型ハコモノ事業によって財政難に陥っていると現市政を批判し、「公平で透明な視点を持って未来を築き、子どもたちが帰ってきたいと思える久喜市をつくりたい」と訴えた。

 渡辺氏は久喜市の開発が他市に比べて遅れているとして、「東北新幹線を久喜駅に停車させて県北部の玄関口として整備し、人口15万人から20万人の都市に発展させたい」と力を込めた。

 梅田氏は2期8年の実績やデータセンター誘致による税収増などの公約を挙げ、「久喜市をもっと強く豊かに、稼げるようにするためのリーダーが必要。その役割を担わせてほしい」と求めた。

 市議選には現職20人、新人18人、元職2人が立候補した。党派別の内訳は、公明4人、共産3人、自民2人、国民2人、参政1人、れいわ1人、諸派1人、無所属26人。

 有権者数は11日現在、12万7314人(男6万3173人、女6万4141人)。

■貴志信智氏

 【略歴】(1)元市議(2)化学メーカー社員、衆院議員秘書(3)東京理大(4)秋田県(5)久喜北

 【公約】(1)街角カメラの設置で犯罪抑止(2)企業誘致で財源確保(3)公共交通の拡充で不便解消(4)ごみ分別を簡単に

■渡辺優氏

 【略歴】(1)会社役員(2)旧久喜市議(3)日本工大(4)久喜市(5)本町

 【公約】(1)久喜駅に東北新幹線を停車(2)データセンターの誘致反対(3)都市計画全体の見直し

■梅田修一氏

 【略歴】(1)市長(2)旧鷲宮町議、久喜市議(3)慶大(4)久喜市(5)上内

 【公約】(1)もっと強く発展するまち(2)もっと豊かに暮らせるまち(3)もっと安全で安心なまち(4)もっと地域が元気なまち

※略歴は(1)職業または肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ。

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