埼玉新聞

 

男性死亡…頭蓋内損傷で 部屋で仰向けの状態 その場で死亡確認、病院に搬送なし 知人の男女ら6人逮捕、何度も暴行した疑い 息を引き取った男性は24歳

  • 現場となったマンションの一室に出入りする警察官ら=1月2日正午ごろ、川口市中青木4丁目

    現場となったマンションの一室に出入りする警察官ら=1月2日正午ごろ、川口市中青木4丁目

  • 【地図】川口市

    川口市の位置

  • 川口市中青木4丁目の周辺(国土地理院HPより)

    川口市中青木4丁目の周辺(国土地理院HPより)

  • 現場となったマンションの一室に出入りする警察官ら=1月2日正午ごろ、川口市中青木4丁目
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  • 川口市中青木4丁目の周辺(国土地理院HPより)

 1月1日、川口市のマンションの一室で、ベトナム国籍の住居、職業不詳男性=当時(24)=が死亡しているのが見つかった事件で、県警捜査1課などの特別捜査班は9日、強盗致死の疑いで、同国籍の住居不定、職業不詳の男(28)ら男女6人を再逮捕した。

 再逮捕容疑は共謀して、1月1日未明、同市中青木4丁目のマンションの一室で、男性の両手足を粘着テープで緊縛して顔面などを複数回暴行し死亡させ、現金を強取しようとした疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

 捜査1課によると、事件後に6人のうち2人が知人女性を通じて「意識のない男性がいる」と119番。男性は駆け付けた救急隊によってその場で死亡が確認され、病院には搬送されなかった。死因は頭蓋内損傷とみられる。

 県警は防犯カメラなどから6人の犯行を特定。これまでに合成麻薬MDMAの共同所持などの疑いで逮捕されていた。犯行時はうち5人が現場にいた。男性と6人はいずれも知人同士で、男と男性の間にあった金銭トラブルが事件の背景にあるとみられる。

■男性は頭部打撲、部屋は荒らされておらず(以下1月4日配信の初報記事)

 1月1日午後4時過ぎ、川口市中青木4丁目のマンションの一室で、ベトナム国籍の住居、職業不明男性(24)が仰向けの状態で倒れているのを同室を訪れた同国籍の男女2人が発見。知人女性を通じて「意識のない男性がいる」と119番した。男性は駆け付けた救急隊によってその場で死亡が確認され、病院には搬送されなかった。

 川口署によると、男性の顔面や体には殴られたような複数のあざがあった。着衣の乱れはなかったという。司法解剖の結果、死因は頭部打撲による頭蓋内損傷だった。居室内は荒らされたような形跡はなかった。

 同署は遺体の損傷具合などから、男性が何らかのトラブルに巻き込まれた可能性もあるとして、傷害致死事件なども視野に捜査している。

■「何か変わった様子はなかった」「新年を迎え、穏やかだっただけに不安」

 現場はJR西川口駅から東に約1キロメートル離れた住宅街。事件発覚から一夜明けた2日にも、鑑識作業を行う警察官らがマンション敷地内の廊下や階段を調べていた。

 付近に住む30代の男性は、現場のマンションには時折外国籍とみられる複数の人が出入りしていたとして、「新年を迎えて地域も穏やかだっただけに不安」とこぼした。付近のタクシー会社従業員は、「当時勤務していた仲間に話を聞くなどしたが、何か変わった様子はなかった」と首をかしげた。
 

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