【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は7日、イランが事実上封鎖する要衝ホルムズ海峡での通航確保のため、加盟国が協調して防御的措置を取ることを「強く奨励する」とした決議案を否決した。常任理事国の中国とロシアが、米イスラエルによるイラン攻撃に触れていないとして拒否権を行使した。
決議案は今月の議長国バーレーンが提出。中ロの拒否権行使を避けるため、武力行使を明示的に認める文言を削除するなどして交渉を続けてきたが、採択に至らなかった。理事国間の分断が浮き彫りになった。
米英仏など11カ国が賛成し、パキスタンとコロンビアは棄権した。