埼玉新聞

 

無職の妻、“計1150万円”失う 警察官や検察官を名乗る電話「犯罪に加担している疑い」 「守秘義務ある」と言われ、夫にも相談できず振り込んでしまう 金融機関から県警本部へ情報提供あり発覚

  • 【警察署】岩槻署=埼玉県さいたま市岩槻区岩槻

    岩槻署=埼玉県さいたま市岩槻区岩槻

  • 【地図】蓮田市

    蓮田市の位置

  • 【警察署】岩槻署=埼玉県さいたま市岩槻区岩槻
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 岩槻署は3日、蓮田市の無職女性(77)が特殊詐欺で、暗号資産と現金計1150万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、3月20~31日、数回にわたり、女性方に警察官や検察官を名乗る男から「海外から荷物が届いている」「荷物が不審であり犯罪に加担している疑いがある」「身の潔白を証明するために預金を調査する必要がある」などと電話があった。信じた女性は同月24日に50万円相当の暗号資産を購入し、犯人側が指定した暗号資産口座に送金。同26~31日、指定された6口座に現金計1100万円を振り込んだ。今月2日に金融機関から県警本部へ情報提供があり、発覚。

 女性は80代の夫と2人暮らしだが、検察官を名乗る男に「守秘義務があるから」と言われたことを信じ、夫にも相談できなかったという。

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