日本初演も…さいたま芸術劇場、上演するラインアップを発表 世界的振付家が率いるカンパニーの来日公演、名物・シェークスピア劇も 近藤良平芸術監督「たくさんのメニューを用意しました」
2026/04/02/10:36
彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市中央区)は3月26日、2026年度の作品ラインアップを発表した。年齢や性別、障害の有無を超えて多彩なメンバーが集まるシアターグループ「カンパニー・グランデ」の2期目を始動させるほか、シェークスピア劇「リア王」、世界的振付家によるダンス公演など多彩な舞台を上演する。
同劇場で行われた会見では、近藤良平芸術監督(57)が小道具の鶏の丸焼きをのせた盆を手に登場。演目を料理に例え、「たくさんのメニューを用意しました」と語り、さまざまなテイストの舞台作品を「おいしいごはん」のように楽しんでほしいと思いをにじませた。
世界的演出家の故蜷川幸雄さんのレガシーを受け継いだ名物「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」。俳優の吉田鋼太郎さん(67)が主演を務める「リア王」を5月に上演する。11月には吉田さん演出でやはりシェークスピアの「間違いの喜劇」を上演。県内の高校生を無料招待する。
ダンスでは、世界的振付家、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルさん率いるカンパニー「ローザス」が7年ぶりに来日し、日本初演の「和声と創意の試み」を6月に上演する。音楽では鈴木雅明さん指揮のバッハ・コレギウム・ジャパンによる「ミサ曲ロ短調」のコンサート(7月)などが並ぶ。
埼玉会館(さいたま市浦和区)は創立100周年を迎える。記念イベントとして、例年、芸術劇場で実施しているオープンシアターを12月、同会館で開催する。
22年に芸術監督に就任して以降、「クロッシング」をテーマに人や地域と交流し、開かれた劇場を目指す近藤さん。「クロスの取り組みが少しずつ広がっている。劇場でやっていることを皆さんに届けたい」と話した。









