悲鳴…「かなり厳しい」「数字を見るのが怖い」 イラン攻撃で原油相場が急騰→埼玉県内でも燃料価格が急上昇 農家やクリーニング店、不安抱える
2026/03/15/11:02
米国とイスラエルのイラン攻撃により、世界で原油相場が急騰し、日本国内のガソリンや重油などの価格が急上昇している。石油燃料を使用している県内の農家などに影響が広がっており、「かなり厳しい」「数字を見るのが怖い」などの不安な声が上がった。
三郷市で都市近郊型農業でイチゴを栽培するTNファーム。石井信行社長は重油や灯油の価格について数日前に、1リットル16円値上げするとの通知を受け取り「正直びっくり」と驚いたという。ビニールハウスを温める暖房に重油を、光合成を促す二酸化炭素発生機に灯油を多く使用する。1回に仕入れる燃料の量は約1千リットル。肥料や資材などの値上げも見込まれ「農家にとってはそれぞれ買わなければならないものが一つ一つ上がっていく。かなり厳しいが、ここから暖かくなることがせめてもの救い」と語った。
草加市瀬崎でクリーニング店を営む県クリーニング生活衛生同業組合の柳裕一理事長は、衣替えシーズンで繁忙期を控えたこの時期に、急激な燃料価格の上昇に不安を抱えている。
ドライクリーニングの溶剤が既に値上がりを続けている上、蒸気を出すためのボイラーに使う灯油の値上げが追い打ちをかける。とりわけ3~4月は厚手の冬物をクリーニングする季節。燃料費の急騰が経営を圧迫する見込みだという。柳理事長は「とにかく急に上がるのは困る。一番冬物が動く時期、利益が削られる。数字を見るのが怖い」と話していた。










