だまされていた女性、振り込みに訪れたコンビニ前で転倒 心配した男性「車で送ります」 すると女性「ゲーム料金を支払いに行く」…祖父母と暮らす男性、詐欺と見抜いて交番に 被害防いだ男性に感謝状
2026/03/01/14:27
コンビニエンスストア前で転倒した高齢女性との会話から特殊詐欺だと見抜いて交番に連れて行ったとして、久喜署は2月25日、羽生市に住む大学生小久保将磨さん(22)に感謝状を贈呈した。家族思いの青年がかけた優しい言葉が被害を未然に防いだ。
同署などによると、同13日午後10時10分ごろ、小久保さんは久喜市野久喜のコンビニで買い物後、転倒した女性を発見して声をかけた。ふらつきながら「自分で帰れる」と言う女性を心配し、「良かったら車で送りますよ」と提案。乗車した女性から「ゲーム料金のお金を支払いに行かなければならない」と告げられたため特殊詐欺を疑い、近くの交番に連れていった。女性は架空請求の電話を誤信し、指示に従ってコンビニで現金を振り込もうとしていた。
小久保さんは90代の祖父母と暮らしており、普段から怪しい電話やメッセージの話を聞く機会が多いという。「家族に気を付けてほしいと言っているので、女性の話を聞いてすぐ詐欺だと気付いた」と振り返り、「これからも困っている高齢者を見つけたら助けたい」と力を込めた。
感謝状を手渡した田島慶一署長は「転倒した高齢女性に声をかけるだけでなく、特殊詐欺だと見抜いて交番に連れていってくれた。なかなかできることではなく、感激した」とたたえた。










