「自動運転が進み、バスの中で運転手に話を聞けなくなると困るけど、素晴らしい技術」 自動運転バス特命教授で俳優の太川陽介さんら地域交通の未来について考える 埼玉・深谷で「バスサミット」
2026/02/22/12:36
深谷市普済寺の埼玉工業大学は19日、同市本住町の市民文化会館小ホールで「深谷バスサミット~路線バス×自動運転バスが創る地域交通の未来を学ぶ~」を開催した。公共交通がテーマで、埼工大自動運転バス特命教授で俳優の太川陽介さんや来場者が地域交通の未来について考えた。
市は2023年6月に埼工大をはじめとした7事業者と「深谷自動運転実装コンソーシアム」を結成し、運転手不足などの市内公共交通の課題解決を目指す取り組みを推進。昨年4月からは、市コミュニティバス「くるリン」に県内初となる自動運転バスを導入し、将来的には運転手がいない状態でも運転可能な「自動運転レベル4」での運行実現を目指している。
バスサミットは授業形式で実施。太川さんを生徒代表に見立て、国や企業、大学の第一線で活躍する専門家7人が1人5~10分程度のプレゼンテーションを行い、太川さんが質問を投げかける形式で進んだ。専門的な内容を来場者約320人にも分かりやすく伝えることを重視した。
国土交通省関東運輸局の佐藤直人自動車交通部長、深谷観光バスの高田勇三社長、埼工大自動運転技術開発センター長の渡部大志教授などが登壇。自動運転バスの全国的な実証実験、地域公共交通政策の最新動向、自動運転レベル4の現状と課題などについて紹介し、太川さんへの質問コーナーも実施された。
太川さんは「自動運転が進み、バスの中で運転手に話を聞けなくなると困るけど、素晴らしい技術で、これからの研究開発に期待したい」と話していた。










