埼玉新聞

 

籠ごと墜落…2人死傷 移動式クレーン車に籠つけ、高さ10メートルまで運搬した疑い 作業させてはならない規定…労基署、業者を書類送検 クレーン車と籠の接合部分が外れる

  • 【地図】小鹿野町

    伐採作業中に2人死傷、業者を書類送検=小鹿野町

  • 【地図】小鹿野町

 秩父労働基準監督署は20日、労働安全衛生法の疑いで、小鹿野町の卸売業「山献」と現場責任者の60代男をさいたま地検に書類送検した。

 書類送検容疑は昨年2月14日、樹木の伐採作業で、クレーン車に籠を取り付けて70代男性従業員と関係会社の60代男性従業員2人を搭乗させ、高さ約10メートルの木枝付近まで運搬した疑い。同労基署は認否を明らかにしていない。

 同労基署によると、クレーン車と籠の接合部分が何らかの原因で外れ、2人は籠ごと地上に墜落。70代男性が全身を強く打ち死亡、60代男性は重傷を負った。労働安全衛生法で移動式クレーン車を使用する作業場では、従業員を移動式クレーンによる運搬やつり上げて作業させてはならない規定となっている。

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