銀メダル坂本花織、新たな道へ 指導者を目指し大学で勉強
2026/02/20/09:31
世界へ羽ばたく選手を育てる―。ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子で坂本花織(25)が銀メダルを獲得した。今季限りでの引退を表明しており、大学では指導者を目指して勉強に励んできた。この夢舞台で教え子が躍動する日のため、新たな道を歩み出す。
「スケートの指導者になりたい」。神戸市出身の坂本は2019年、そんな思いで神戸学院大に入学した。前年の平昌大会で入賞するなど選手としての実績は既にあり、将来のために組織論やリーダーシップ論を学びたいという希望を持っていた。
指導に4年間関わった教授の田中康介さん(68)は、坂本の将来につながるような課題を出した。あるリポートで坂本は、子どもたちがスケートに触れられる環境整備が必要と提言し、競技の未来のあるべき姿を自分なりに描いていた。
22年北京大会に出場する直前でさえ、田中さんに「課題は期限通り必ず出します」とメールを送るなど、学業には手を抜かなかった。そんな教え子を田中さんは「すごく責任感があって、こちらが教わることも多かった」と話す。










