全小学校の体育館にエアコン設置へ…2033年度までに 熱中症対策や災害時の避難所機能強化で 埼玉・川口市が新年度予算案 一般会計は2569億7千万円 主な事業は、上野東京ライン停車へ向けたJR川口駅再整備に関する測量、地質調査、基本設計など
川口市は16日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比6・1%減の2569億7千万円。熱中症対策や災害時の避難所機能強化のため、市内小学校52校全校体育館へ順次エアコンを設置する実施設計費などが計上される。会見で発表した岡村ゆり子市長は「就任から間もなく、限られた中でどのようなことができるかを各部で精査した。今後、補正予算が組めるところがあれば補正を組むなりし、政策の実現に向け進めたい」と話した。
歳入は全体の4割強を占める市税が同4・0%増の1100億5525万円。主な減要因はリリア大規模改修、美術館建設の完了に伴う市債減(約157億円)など。
歳出は市債残高の増加に伴い公債費が同30・4%増の190億8088万円、新学校給食センター整備などに伴い教育費が同7・3%増の406億8388万円を見込む。
主な事業は、上野東京ライン停車へ向けたJR川口駅再整備に関する測量、地質調査、基本設計など(1億3860万円)を行うほか、わかゆり学園の児童発達支援センターと多世代交流施設を合築する「(仮称)市福祉・交流センター」建設に向けた実施設計(4559万円)を行う。
小学校体育館へのエアコン設置では新年度に本町、芝富士、前川東、安行東、木曽呂、戸塚綾瀬、辻の7校で実施設計を実施(3999万円)。33年度までに市内52校全校での設置を目指す。市内の中学校は全て整備されている。
消防力強化へ、28年度完成を目指した新郷分署改築(6億8745万円)を実施するほか、多文化共生推進では、税金、ごみ出しルール、健康保険などの情報を掲載した外国人向けポータルサイト「市外国人生活ガイド」(2789万円)などにより生活支援を継続する。
27年7月の供用開始を目指す(仮称)神根総合運動公園整備(59億9033万円)はこれを継続。完成した市立美術館では開館を記念した企画展を実施(1億4218万円)する。










