ミラノ・コルティナ冬季五輪開幕 広域開催、日本は121選手参加
【ミラノ共同】第25回冬季オリンピック・ミラノ・コルティナ大会が6日(日本時間7日)、開幕した。四つのエリアに競技会場が分散する広域開催で、開会式もミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)を中心に山間部を含めた4会場で同時に選手が入場行進する異例の形式となった。「調和」をテーマにした色彩豊かな式典の最後に史上初めて聖火が2都市で同時に点火され、分断が深まる世界で平和の尊さを発信した。
日本はミラノでスピードスケート男子の森重航(25)=オカモトグループ=が、北部リビーニョでスノーボード女子の冨田せな(26)=宇佐美SC=が旗手を務め、森重は「会場の雰囲気を楽しみながら歩いた。ずっと続けばいいのにと思った」と話した。121選手が代表となった日本は、冬季最多のメダル18個だった前回北京大会を上回る成績を目指す。
開会式では大会組織委員会のマラゴ会長と国際オリンピック委員会(IOC)のコベントリー会長のスピーチに続き、イタリアのマッタレッラ大統領が開会を宣言。核兵器廃絶を目指す活動を評価された秋葉忠利前広島市長(83)らが五輪旗を運んだ。球状の聖火台はミラノとコルティナダンペッツォに置かれ、アルペンスキー男子の金メダリスト、アルベルト・トンバさん(59)らが火をともした。
イタリアでの冬季五輪は2006年トリノ大会以来で、20年ぶり3度目。92カ国・地域から選手約2900人が参加する。ウクライナに侵攻するロシアと同盟国のベラルーシ勢は国の代表としての参加は認められず、個人の中立選手として出場する。気候変動の影響で冬季五輪を開催できる地域が減っており、広域開催によって新たな大会の在り方を探る17日間の祭典ともなる。
開会式に先立って行われたフィギュアスケート団体で日本は2位発進した。















