埼玉新聞

 

米ロ、核軍縮当面順守か 半年間、新条約へ協議

  •  2010年4月、チェコ・プラハで新戦略兵器削減条約(新START)に調印する米国のオバマ大統領(左)とロシアのメドベージェフ大統領(ゲッティ=共同)

     2010年4月、チェコ・プラハで新戦略兵器削減条約(新START)に調印する米国のオバマ大統領(左)とロシアのメドベージェフ大統領(ゲッティ=共同)

  •  2010年4月、チェコ・プラハで新戦略兵器削減条約(新START)に調印する米国のオバマ大統領(左)とロシアのメドベージェフ大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米ニュースサイト、アクシオスは5日、米ロ両政府が同日失効した新戦略兵器削減条約(新START)の制限内容を当面は順守し、新たな合意に向けた議論を開始する方向で調整していると伝えた。米ロ双方が少なくとも半年間は順守し、その間に交渉することが検討されているという。両国は合わせて世界の核兵器の約9割を保有しており、制限のない核開発競争の時代に陥ることは避けたい考えとみられる。

 トランプ米大統領は5日、交流サイト(SNS)で「長期にわたり持続可能で、改良され、現代化された新条約の策定」に取り組むべきだと提起した。トランプ氏は米ロに加え、核戦力を急速に増強する中国を加えた「真の軍備管理」が必要だとの立場だ。

 ただ、中国は自国の核戦力が米ロと同じレベルにないとして新たな核軍縮枠組みへの参加を拒否している。

 ロシアは条約の事実上の1年延長を提案している。ペスコフ大統領報道官は5日の国営テレビ番組で「(米国側から)建設的な回答があれば、もちろん対話に応じる」と述べた。

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