埼玉新聞

 

母死亡、会社員51歳…交際し別れた男逮捕、車で連れ去った疑い 異変を感じた娘 男の暴行、車のドラレコから特定 男宅で母遺体を発見、スタンガンを押収 生前に母、知人に「別れてからも言い寄られている」

  • 女性の遺体が発見された現場のアパート。男は1階の部屋に居住していた=9日午後、新座市野火止3丁目(画像の一部を加工しています)

    女性の遺体が発見された現場のアパート。男は1階の部屋に居住していた=9日午後、新座市野火止3丁目(画像の一部を加工しています)

  • 女性が連れ去られたとみられる駐車場=9日午後、川越市

    女性が連れ去られたとみられる駐車場=9日午後、川越市

  • 【地図】川越市

    川越市

  • 女性の遺体が発見された現場のアパート。男は1階の部屋に居住していた=9日午後、新座市野火止3丁目(画像の一部を加工しています)
  • 女性が連れ去られたとみられる駐車場=9日午後、川越市
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 新座市の自宅アパートで知人女性の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で男が逮捕、起訴された事件で、川越署の特別捜査班は2日、加害目的略取の疑いで、職業不詳の男(53)=新座市野火止3丁目=を再逮捕した。当初は犯行をほのめかす供述をしていたが、一転して容疑を否認しているという。県警は男が女性を殺害したとみて捜査している。

 再逮捕容疑は1月6日午後10時10分ごろ、川越市下赤坂の会社員女性=当時(51)=の自宅付近で暴行を加え、軽乗用車に乗せ、加害の目的で略取した疑い。

 県警捜査1課によると、男は女性を待ち伏せして犯行に及んでおり、女性の車のドライブレコーダーなどから特定した。県警は8日夜、男の自宅アパートから女性の遺体を発見し、死体遺棄容疑で逮捕していた。県警はこれまでに男の自宅などを捜索し、スタンガンなどを押収した。

 その後の捜査で、2人は遅くとも昨年9月に知り合い、一時交際関係にあったことが判明。交流サイト(SNS)を通じて連絡を取り合っていたが、昨年11月中旬に交際関係は解消されたという。女性は知人に対し、「交際していた人から別れてからも言い寄られている」という趣旨の話をしていたことが分かっており、県警は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて捜査している。

■殺害をほのめかす供述(以下1月31日配信、起訴時の記事)

 新座市のアパートの一室で知人女性の遺体を遺棄したとして、男が逮捕された事件で、さいたま地検は30日、死体遺棄の罪で、職業不詳の男=新座市野火止3丁目=を起訴した。

 起訴状などによると、男は今月8日、自宅アパートの居室で、川越市下赤坂の会社員女性=当時(51)=の遺体を半透明ビニール袋などに入れた上で粘着テープを巻き付けて、浴槽内に遺棄したとされる。

 男は6日夜、女性の帰宅を待ち伏せして、車で連れ去った可能性が浮上しており、8日夜に自宅アパートから女性の遺体が発見された。殺害をほのめかす供述をしていることから、県警は連れ去りや殺害に関与したとみて捜査を進めている。

■女性の死因は窒息か(以下1月11日配信、送検時の記事)

 新座市のアパートの一室で知人女性の遺体を遺棄したとして、死体遺棄の疑いで職業不詳の男(53)=新座市野火止3丁目=が逮捕された事件で、男と女性は遅くとも昨年9月に知り合っていたとみられることが10日、県警への取材で分かった。女性の死因は窒息とみられ、県警は何らかのトラブルになり容疑者が女性を殺害したとみて、詳しい動機や経緯を調べている。県警は同日、男を同容疑でさいたま地検に送検した。

 県警は事件発覚前に行方不明になっていた会社員女性(51)=川越市下赤坂=の捜索過程で、6日夜に男が女性の帰宅を待ち伏せして、車で連れ去った可能性があることを認知。車の追跡捜査を行い、9日午前0時過ぎに男の自宅アパートの浴槽から女性の遺体を発見した。遺体に目立った外傷はなく、司法解剖の中間回答では、死因は窒息の疑いがあるという。

 県警は同日に男を逮捕。容疑を認め、女性については「顔見知り」として、殺害をほのめかす供述をしている。また捜査関係者によると、県警の取調べに対して、「(女性の)家の前で鼻を数発殴った。車に押し込めて家に連れていった」という趣旨の話をしている。

 女性は帰宅した当時、車を自宅敷地内に駐車して降車した直後に襲われたとみられており、県警は男が計画的に犯行に及んだとみて捜査している。

■死体遺棄疑いで男を逮捕 女性を連れ去り殺害か(以下1月10日配信、逮捕時の記事)

 新座市の自宅アパートで知人女性の死体を遺棄したとして、県警捜査1課と川越署は9日、死体遺棄の疑いで、新座市野火止3丁目、職業不詳の男(53)を逮捕した。女性は6日に何者かに連れ去られ行方不明になっていた。県警は殺人事件と特定し、男が連れ去りや殺害に関与した可能性があるとみて、46人態勢の特別捜査班を設置し、動機や経緯を捜査している。

 逮捕容疑は、自宅アパートの居室内で、会社員女性(51)=川越市下赤坂=の死体を遺棄した疑い。県警によると、「間違いありません」と容疑を認めている。女性については「顔見知り」として、殺害をほのめかす供述をしているという。遺体は浴槽に遺棄されており、目立った外傷はなかった。

 捜査1課によると、女性は7日に仕事を無断欠勤し、県内の勤務先から連絡を受けた長女が川越署に「別居中の母の所在が分からなくなった」と相談。行方不明届の提出を受けた県警が、女性の自宅周辺の防犯カメラなどを調べたところ、女性が6日午後10時10分ごろに車で帰宅した直後、待ち伏せしていた何者かと接触し、白の軽乗用車で連れ去られた可能性があることが判明した。

 軽乗用車の行方の捜査や女性の交友関係などから男が浮上。8日午後11時55分ごろ、県警の警察官が新座市の自宅アパートから出てきた男に声をかけ、室内から女性の遺体を発見した。

 女性の遺族は県警を通じて、「しっかりした人で頼りになる存在だった」とし、「今は本当に何も考えられず、大切な家族との時間を静かに過ごさせてもらいたいという気持ちでいっぱいです」とコメントを出した。

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