埼玉新聞

 

家族死亡…住宅を訪れていた警官、100万円以上を盗む すでに転売し競馬に使った疑い 以前は警察署で泥棒か…「抑えられない」と語った巡査25歳

  • 【警察署】羽生署=埼玉県羽生市東

    羽生署=埼玉県羽生市東

  • 【地図】羽生市

    羽生市の位置

  • 【警察署】羽生署=埼玉県羽生市東
  • 【地図】羽生市

 羽生市内の住宅に侵入し、現金などを窃取したとして、県警捜査3課は27日、住居侵入と窃盗の疑いで、白岡市白岡、羽生署刑事課巡査の男(25)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。男が検視で訪れて鍵の場所を把握し、鍵を盗んで犯行に及んだとみて、県警で調べている。

 再逮捕容疑は昨年11月21~27日、羽生市内の男性会社員(50)方に侵入し、現金約105万円やネックレスなど10点(時価合計94万3500円相当)を窃取した疑い。窃取した貴金属を質店に売却し、競馬に使ったとみられ、「競馬をしたいという感情を抑えられなかった」と供述しているという。

 同課によると、昨年10月下旬、男性の家族が自宅から病院に救急搬送され、搬送先の病院で死亡した。同署員ら5人が検視のために男性方を訪れ、男は検視の調査結果をまとめていた。検視の際に不在時間などの生活実態やスペアキーの隠し場所を知ったとみられ、敷地内に隠されていた玄関のスペアキーを盗んで犯行に及んでいた。

 男は窃盗事件の証拠品として同署に保管されていたトレーディングカードを盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕、起訴されていた。カードの売却先への捜査から貴金属を売却していることが判明し、男が今回の犯行を自供したことから再逮捕した。

 県警の斎藤克也首席監察官は「捜査結果を踏まえ、厳正に対処するとともに指導、教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

■警察署で窃盗か「欲求を抑えられず」(以下、1月8日紙面掲載の初報記事)

 窃盗事件の証拠品として羽生署に保管されていた人気アニメのトレーディングカード9枚を盗んだとして、県警捜査3課は7日、窃盗の疑いで、同署刑事課巡査の男(25)=白岡市白岡=を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年10月11日~11月25日の間、同署内で証拠品として保管されていたトレーディングカード9枚を窃取した疑い。9枚のうち8枚は計74万2500円で売却し、得た現金を全て競馬に使ったと供述し、「私が盗んだことに間違いありません。ギャンブルの欲求を抑えられなかった」と容疑を認めているという。

 県警によると、カードは別の窃盗事件で証拠品として押収されたもので、男が発生当初から事件を担当していた。同署の証拠品保管庫に保管されていたが、別の捜査員がカードの一部がなくなっていることに気付き、事件が発覚した。

 男は2023年4月に巡査を拝命後、同年9月から同署地域課で勤務し、昨年3月から刑事課に配属されていた。普段の勤務に問題はなかったとしている。

 県警の斎藤克也首席監察官は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。今後の捜査・調査の結果を踏まえて厳正に対処いたします」とコメントした。

ツイート シェア シェア