<J1浦和>宮本、渡辺らを評価 スコルジャ監督が京都との試合を振り返り
沖縄合宿15日目は21日、金武町フットボールセンターで午前練習が行われ、午後はオフとなった。20日の京都とのトレーニングマッチで多くの時間に出場した選手たちは、ランニングなどリカバリー練習となった。
グスタフソンと根本はコンディション調整のためランニングなど別メニュー。昨年12月に手術を行いリハビリ中の小森もグラウンドに姿を現し、笑顔を見せていた。練習前にはスコルジャ監督が前日の京都戦を振り返る声も聞こえ、宮本のリーダーシップ、渡辺(東松山市出身)のゲームコントロールなど個人名を挙げて称賛していた。
ディドゥリカら若手選手を中心に行われたトレーニングには、荻原(川越市出身)も参加し切れのある動きで存在感を示した。今季からアシスタントコーチを務める田中コーチも重要なポイントを声に出すなどし、練習を引き締めた。ボール回しや攻撃の組み立てなど入念に1時間ほど汗を流した。
西川、牲川、吉田(熊谷市出身)、佐藤のGKチームは各選手が宿舎に帰る中、最後まで残り遊び感覚のゲームでボールを蹴り続けていた。
■16歳、早くも輝き放つ/和田
チーム最年少の16歳は、プロとなって初めて訪れたキャンプでも輝きを放ち始めている。「最初はプレースピードなど追い付けない部分はあったけど、徐々にスピード感にも慣れて良いキャンプになってきた」と表情は明るい。
京都との練習試合に出場すると、ボールを奪ってからのつなぎなどで貢献。「J1トップクラスに圧倒された部分もあったけど、時間がたつにつれて案外やれるな」と正直な感覚を話し、成長速度を感じさせた。
現役高校生ということもあり、キャンプには勉強道具を持参した。進み具合を聞くと、「まだ手をつけていないけど、今日ぐらいからやろうかなと思っていた」と空を見上げごまかす仕草を見せるなど、大物感を漂わせていた。
数年後の活躍が現実的ではあるが、期待は高まっている。「今までは70点くらいだと思っている。少しでも100点に近づけるようにミスを恐れずチャレンジしたい」。下部組織が生んだ逸材のデビューは思ったより早いかもしれない。
■百年構想Lに闘志/荻原
少しこけた頬がキャンプで過ごしてきた背番号26の本気を物語っている。ハーフシーズンの百年構想リーグに向け「公式戦に対する気持ちは変わらないけど、全体のリーグの印象は変わる」と困惑気味だが、闘志に火がついている。
同リーグの地域リーグラウンドは引き分けがなくPK戦が行われる。PKキッカーについて「いつも6、7番目くらいにいる。5番の中には自分の中からは入っていかないかな」とはにかむ。プロの公式戦で一度も蹴ったことがないというPKの経験が訪れそうだ。
■コーヒー飲みリフレッシュ/長沼
浦和で迎える2度目のキャンプで余裕がうかがえる。「(チームメートも)大きく変わっていないので、気を抜くわけではないが、合わせていかなければという感じでもない」と昨季からの継続性を強調した。
練習がオフの日には近くの漁港に行き海鮮丼を食べ、パターゴルフなどを楽しんだという。キャンプに持ち込んだのはコーヒーの機械。「最近はまっていて、コロンビアの浅いりが好き」とリフレッシュをうまく取りながら厳しいトレーニングを続ける。










