埼玉新聞

 

コツメカワウソ、3匹が仲間入り 陸や水で遊ぶ好奇心旺盛な"3姉妹"、上尾・丸山公園でお披露目式

  • お披露目されたコツメカワウソ"3姉妹"=上尾丸山公園小動物コーナー

  • コツメカワウソのイラストを担当し感謝状が贈られた太平中美術部。左から須永花音さん、小野明日未さん、畠山市長

 上尾丸山公園小動物コーナーにコツメカワウソ3匹が仲間入りし、お披露目式が行われた。3匹は2017年11月生まれの「ナッツ」と「ナナ」、18年10月生まれの「ネギマ」の"3姉妹"。県子ども動物公園から譲り受け、先月28日に同公園に移送されてきた。

 上尾丸山公園は1978年の開設から約40年。近年では小動物コーナーの飼育動物の高齢化や頭数の減少が課題となっていた。市みどり公園課では18年2月ごろから、子ども動物自然公園に相談し、誕生したコツメカワウソを寄贈してもらえるよう進めてきた。

 そして今回、総工費約780万円でコツメカワウソ舎をリニューアル。舎内に玉石を敷き、ガラス張りの専用プールを造り「見せる動物の行動展示」を実現した。石を運ぶ姿や水中で泳ぐ様子が観察できるようになっている。

 式では畠山稔市長が「陸や水で遊ぶ好奇心旺盛な人気者コツメカワウソを迎えることができた。ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」とあいさつ。また、県子ども動物自然公園管理事務所、工事を行った前島建設工業、式典で関係者に配られたエコバッグのイラストデザインを担当した市立太平中学校美術部の3団体に市から感謝状が贈られた。

 コツメカワウソのイラストは太平中美術部員50人の作品。部長の小野明日未さんは「部員みんなで考えて描いた。丸山公園は小さい頃から来ている。自分の住んでいる市のために、美術部として活躍できてうれしい」と話した。

 コツメカワウソ"3姉妹"は、式の後、一般来園者に公開された。最初は落ち着かない様子で3匹で固まっていたものの、だんだんと慣れて水の中を泳いだり、石の上を走り回りだして、来園者を楽しませた。市内在住の鶴巻樹乃さん(9)は「コツメカワウソが大好き。ずっと今日を楽しみしていた。いっぱい写真を撮りたい」とはしゃいでいた。

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