くわいのライスコロッケ販売、19日まで1日10食限定 越谷総合技術高、レストランとコラボ
県立越谷総合技術高校(白井里佳子校長、生徒数627人)流通経済科の生徒が考案した「くわいのライスコロッケ」が商品化され、同市東越谷のレストラン「地場野菜イタリアン カポナータ」のランチセットメニューとして15~19日の5日間、1日10食限定、税込み1500円で販売する。
文部科学省のカリキュラム「総合的な探究の時間」の課題研究授業の一環で、同校同科3年の全生徒が履修。古江玉弥さん、生方葵さん、飯野七星さん、小坂壮次郎さんの班では「地元越谷産の野菜を身近に感じてもらいたい」をテーマに事前調査を行い、全国2位の生産量を誇る「クワイ」に着目した。クワイは大きな芽が出ることから縁起物として欠かせない冬の高級食材で県産ブランドとしても知られる。
授業は生徒がレストランの選定、コラボ依頼の電話アポイント、その後の交渉や調整などを担い、教員はアドバイザーに徹した。
アポイントの架電前には生徒4人で協力し合って事前に「台本」も作成し、練習を重ねて臨んだという。
同店オーナーシェフの鈴木実さんの協力を取り付け「地場野菜」「地産地消」といったキーワードを基に試行錯誤。4人は「主役のクワイを生かすアイデアを出すところが大変だった」と振り返る。
スープやパンナコッタ、パスタなどの案が出たが、最終的にライスコロッケにたどり着いた。
シェフの鈴木さんは「生徒が地元の課題を解決したいという思いに共感した。一番大事な『やり切ること』を体現してくれた」と話した。
同校では、昨年11月に授業内で、大学教授や同科の後輩生徒を前に経過を発表。古江さんは「緊張して話す内容を飛ばしてしまった部分もあったが、高評価を頂いた」と充実した表情で話した。
千田祐平教諭は「この学習を通して自発的に考える力や発信する力を身に付けて、今後に役立ててほしい」と期待を寄せていた。










