どうなる新しい市役所…本庁舎の建設計画などで説明会 埼玉・富士見 今の建物は1973年に竣工、老朽化などが著しく 新しい建物は整備費約158億円を投入して駐車場に建設する計画
老朽化などに伴う新庁舎の建設計画や公共施設のマネージメントに取り組んでいる埼玉県富士見市は20日~25日、市内4カ所で、新庁舎建設の基本設計や公共施設の個別実行計画に関する市民説明会を開催する。2025年度に作成する新庁舎の基本設計と公共施設のマネージメントの概要を解説する。
現庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート2階、地下1階建て。敷地面積は約1万5千平方メートル、建物の延べ床面積は約6700平方メートル。1973(昭和48)年8月に竣工。85年には庁舎南側隣接地に分館(鉄骨4階建て)を建設した。本庁舎は耐用年数(30年)を控え、老朽化と狭隘(きょうあい)化が著しい。
このため、市は市庁舎整備検討審議会(会長=加藤順一尚美学園大学教授)に新庁舎建設の是非を諮問。同審議会は22年12月、「庁舎の耐用年数を踏まえ、現庁舎敷地内に新庁舎を整備する」と答申。これを受け、市は23年3月、市庁舎整備に関する基本方針を策定した。
この基本方針を基に新庁舎の規模や機能、事業費、整備スケジュールなどをまとめた「新庁舎建設基本計画」を24年3月に策定している。
それによると、新庁舎は整備費約158億円を投入し、現庁舎の南東側の職員駐車場約1万2千平方メートルに建設する。事業スケジュールは25年度中に基本設計、26年度に実施設計を実施。27年度に事業の入札と発注し、同年度から29年度の工期で建設、30年1月に供用開始する。
公共施設のマネージメントについて、市は22年3月、学校をはじめ公民館や集会所など公共施設127カ所の耐用年数に合わせた個別の改修スケジュール「第1期実行計画(21年度~30年度)」を策定。26年度以降は市民の意見を聞きながら各施設の将来ビジョンを検討する。
市民説明会は20日(ふじみ野交流センター多目的ホール)と22日(つるせ台小学校体育館)は午後6時~同9時まで、24日(富士見市役所全員協議会室)と25日(水谷公民館多目的ホール)は午前9時30分~正午。事前申し込みは不要。
市は「新庁舎基本計画の策定はアンケートやワークショップを通じて市民の意見を反映するとともに、職員によるワーキンググループの検討など全庁的に進めてきた。新庁舎は市職員の働き方改革やDX化、庁舎機能の集約化による市民サービスの向上を目指す」としている。
問い合わせは新庁舎整備室(電話049・265・8311)へ。










