コーヒー豆販売のジュピターコーヒー、民事再生適用を申請 県内には3店舗を展開、負債総額は60億円
2026/01/08/10:22
コーヒー豆販売のジュピターコーヒー(東京都文京区)は5日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全処分および監督命令を受けたことが分かった。帝国データバンク大宮支店によると、債権者320人に対し負債総額は約60億円。全国に90店舗以上展開し、県内はピオニウォーク(東松山市)、樹モールプラザ(川口市)、エキア越谷(越谷市)内に3店舗ある。
同社は1971年5月創業、79年8月に法人改組した。「ジュピター」の店舗名でコーヒー豆を主力に輸入食品・菓子・調理済み食品・酒類などを販売。リーズナブルな価格設定で顧客獲得につなげてきた。新型コロナ感染拡大時にも積極的な新規出店を行い、2022年7月期は年売上高約104億7300万円を計上。だが、借入金の増加や家賃や従業員給与などの負担が収益低下を招き、資金繰りが逼迫(ひっぱく)。不採算店舗の閉店を進め、24年7月期は約99億4400万円を確保したが、コーヒー豆相場や食品価格の高騰による顧客離れが発生。決算内容に疑義も生じていた。債務の返済計画の見直しを進めていたが、民事再生法による再建に踏み切った。
三井住友銀行から約10億円のDIPファイナンスを受け、ネクスト・キャピタル・パートナーズ(東京都千代田区)がスポンサー支援を名乗り出ている。










