埼玉新聞

 

<J1浦和>百年構想リーグに向けた新体制を発表 埼玉出身で柏から移籍の片山ら11選手が意気込み

  • 新加入した(左から)佐藤瑠星、片山瑛一、植木颯、宮本優太、松永颯汰、二田理央、肥田野蓮治、田中義峯、吉田舜、和田武士、ディドゥリカ=6日午後、埼玉スタジアム

    新加入した(左から)佐藤瑠星、片山瑛一、植木颯、宮本優太、松永颯汰、二田理央、肥田野蓮治、田中義峯、吉田舜、和田武士、ディドゥリカ=6日午後、埼玉スタジアム

  • テクニカルダイレクター就任会見を行った池西希氏(右)。左は堀之内聖SD

    テクニカルダイレクター就任会見を行った池西希氏(右)。左は堀之内聖SD

  • 新加入した(左から)佐藤瑠星、片山瑛一、植木颯、宮本優太、松永颯汰、二田理央、肥田野蓮治、田中義峯、吉田舜、和田武士、ディドゥリカ=6日午後、埼玉スタジアム
  • テクニカルダイレクター就任会見を行った池西希氏(右)。左は堀之内聖SD

 浦和は6日、埼玉スタジアムでJ1百年構想リーグに向けた新体制発表記者会見を行い、加入選手10人と昨季プロ契約し練習に参加していたDFディドゥリカが意気込みなどを話した。

 新加入は柏から移籍したDF片山(川越市出身)のみ。復帰組はGK吉田(熊谷市出身)、DF宮本、FW二田。新人は大卒のGK佐藤、MF植木、FW肥田野、松永とユース所属でプロ契約したDF田中、MF和田の6人となった。

 田口誠代表は冒頭のあいさつで「昨シーズンは反省の多い一年となった。その事実を重く受け止め、改善すべき点に対し誠実に向き合っていく。浦和レッズこそが日本のスポーツ界をけん引していく」と強い覚悟を示した。

 強化部門の堀之内聖スポーツダイレクター(SD)=さいたま市出身=は「若い選手が多くいるとは思うが、若いとともに実力とポテンシャルを秘めた選手が多くいる。片山選手は経験があり、バランスを考えて補強を行った」と自信を見せた。

 また、今季からテクニカルダイレクター(TD)に就任した池西希氏(さいたま市出身)の会見も行われた。池西TDは「私は浦和で生まれ、浦和で育ち、浦和のアカデミーでサッカーをやってきた。いつか浦和のために身をささげたいと思って生きてきた」と話した。

 浦和は7日から24日まで沖縄キャンプを行う。

■経験値を背中で示す/DF片山

 復帰組を除くと他チームから唯一の補強となった。「埼玉出身の僕にとっては特別なクラブに加入できてうれしい。何が残せるかにこだわってプレーしたい」と語った。過去在籍した四つのクラブでは主力としてプレーし戦術理解度も高い。

 川越高から一般入試で早大に進学。2014年に岡山に入団した当時はFWだったが、現在は主に右サイドバックとセンターバックをこなす。「プロになってさまざまな環境の中でプレーしてきた。その経験を周りの選手に背中で示していかないといけない」。フィールドプレーヤー最年長となる34歳のベテランはピッチ内外で貴重な存在となっていきそうだ。

■武者修行経て雰囲気も一変/DF宮本

 2年間の武者修行を経て、少年のような無邪気な雰囲気も一変していた。「このチームはタイトルを取らないといけないと思ったから帰ってきた」と真剣な表情で赤いユニホームに袖を通す決意を話した。

 プロ入り時は右サイドバックだったが、優勝争いをした京都ではセンターバックでプレー。「交渉の段階でどちらもできると考えてもらわないと帰らないと言った。マチェイ(スコルジャ)監督含めてそう思ってくれていると思う」と大車輪の活躍が見込めそうだ。

■新時代エースへ 開幕先発目指す/FW肥田野

 昨季、浦和の特別指定選手としては初となる公式戦出場で初得点も記録した。新人の中では一歩前を歩くが、「自分的には余裕がない。ギラギラした気持ちで明日のキャンプから全力で取り組みたい」と鋭い目つきで意気込んだ。

 FW登録だが、前への推進力や裏への抜け出しに特長があるため、2列目での起用が多くなりそうだ。「大卒ということで即戦力として見られているので、開幕スタメンを目指して頑張りたい」と新時代のエースとして名乗りを上げる。

■16歳の逸材が臆せずに挑む/MF和田

 16歳の逸材が飛び級でのプロ契約を勝ち取った。チーム内では最年少。会見では少し緊張した様子を見せたが、「プロになってそこで満足して終わるのが良くない。自分にできることをやっていきたい」と力強く言い放った。

 昨年11月のU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)では、日本代表としてベスト8入りに貢献した。「自分が今どれくらい通用するかは分からないけど、間違いなくW杯で得た経験は大きいし自信になった」と臆せずに挑んでいく。

■努力重ね謙虚に/GK吉田

 浦和レッズに復帰できたからこそ、より一層、責任と覚悟をもって浦和レッズファミリーの皆さんに感動を与えられたらいいと思う。出場するために日々努力を重ね謙虚にやっていきたい。

■技術など学べる/GK佐藤

 自信があるから浦和に入団した。西川選手をはじめとするキャッチングの技術など学べるものがたくさんある。プレー中の判断力を吸収して自分のものにしていける。ダイナミックなプレーを見てもらいたい。

■ピッチで表現へ/DFディドゥリカ

 ストロングポイントはロングボールの質。浦和で若い時からプレーするのは難しいが、自分の強みをトレーニングから見せながら、そのレベルに到達した時にはピッチで表現したい。

■武器は通用する/DF田中

 ヘディングやフィジカルを使ったプレーが特長。自分が小さい時から浦和は偉大なクラブ。出場するためにやることはたくさんあるが、自分の武器は試合に出ても通用すると思っている。

■先輩たち見習う/MF植木

 ゲームコントロールや左足のキックを発揮して勝利に貢献したい。今の浦和のボランチには左利きの選手がいない。先輩たちからの良いところを見習っていきたい。自分が活躍してタイトルを取りたい。

■向上心を持って/FW二田

 湘南にいる時の自分はミスを恐れずチャレンジしていた。この半年を経てチャレンジしようと思い戻ってきた。貪欲にゴールを狙い、誰よりも走ることを前向きに、向上心を持ってやっていきたい。

■出場に意味ある/FW松永

 ボールを触るのが好きで、ずっとボールタッチなどを磨いてきた。静岡学園で培ったテクニックやパス、シュートが特長。すごい選手がそろった浦和で試合に出られることに意味がある。

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