開運スタンプラリーで気軽に巡礼体験を 秩父札所、26年は12年に一度の総開帳「巡礼をより楽しんで」
2025/12/29/12:56
秩父地域に点在する秩父札所34カ所を巡り、スマートフォンでスタンプを集める「開運スタンプラリー」が、来年1月31日まで行われている。各札所の境内に掲出された二次元コードを読み取ってスタンプを取得すると、飲食店などで使えるクーポンや豪華景品が手に入る。
同スタンプラリーは、来年3月18日から始まる12年に一度の「秩父札所午歳総開帳」に向けて、秩父地域おもてなし観光公社(清野和彦秩父市長)と、秩父札所や自治体、鉄道会社など計33団体で組織する秩父地域誘客促進協議会(柴原幸保会長)、秩父地域の店舗が連携して実現。
初心者でも気軽に巡礼体験を楽しんでもらおうと、秩父地域の飲食・土産店など約100店舗で利用できるクーポンと、スタンプ数に応じて札所関連グッズや宿泊券などが先着・抽選で当たる特典を用意した。
巡礼道約100キロの秩父札所は、1234年の午歳に開創。午歳総開帳にあたる来年は、34寺院が一斉に御開帳(秘仏公開)を行う。開帳期間に合わせて同スタンプラリー第2弾も計画されている。
秩父札所連合会の斉藤雄大事務局長は「寺と同時に各地のさまざまな店舗に立ち寄って、巡礼をより楽しんでほしい」と参加を呼びかけている。
スタンプラリーの問い合わせは、秩父地域おもてなし観光公社(電話0494・26・6260)へ。









