巨大絵馬に白馬 高校生が描く 埼玉・所沢の糀谷八幡宮に奉納 大きさはおよそ縦185センチ、横280センチ
2025/12/28/09:15
所沢市糀谷の糀谷八幡宮で20日、同市三ケ島の県立芸術総合高校の生徒が描いた来年の干支である馬の巨大絵馬が奉納され、鳥居横に設置された。富士山からのぞく初日の出と、福を呼ぶという見返り姿の白馬が描かれ、参拝客を出迎える。
絵馬は昨年から引き続き2回目の奉納。同校美術科1年生の有志6人が、放課後などを使って約1カ月かけて制作した。大きさはおよそ縦185センチ、横280センチ。白馬はほほ笑んでいるような表情で、朝日や富士山のグラデーションが繊細に表現された。絵馬を描いた金子向日葵さんは、「日本画をイメージして、見た人にいいことがありますようにという思いを込めた」と話した。
拝殿内の神前で奉納を報告した後に絵馬のお披露目式が行われ、同神社の石井哲生総代長は「非常に元気が出る明るい絵。社会情勢は暗いが、来年はいい年になるよという感じがする」と感謝を示した。









