埼玉新聞

 

食中毒…客ら4グループ、嘔吐や下痢 店でエビフライ、海鮮丼、ねぎとろ丼を食べる 26~87歳の客10人、店の調理人3人からノロウイルス検出 店を営業停止に

  • 【保健所】川越市保健所=埼玉県川越市小ケ谷

    川越市保健所=埼玉県川越市小ケ谷

  • 【地図】川越市

    川越市の位置

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 川越市保健所は27日、ノロウイルスによる食中毒を発症させたとして、食品衛生法に基づき、川越市大袋の和食料理店「花いち」(川島大和代表)を27~29日までの3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 同所によると、22~24日にかけて、同店で食事をした4グループから「吐き気や嘔吐(おうと)、下痢などの症状が出ている」と届けがあった。4グループ計11人は19、20日の昼間、同店で海鮮丼やねぎとろ丼、エビフライなどを食べた。検便などの調査の結果、26~87歳の客10人(男性4人、女性6人)と同店の調理人3人から食中毒の原因となるノロウイルスが検出された。

 10人の共通食は同店の食事に限定され、症状がノロウイルスによるものと一致したことから、同所は27日、同店の食事による食中毒と断定した。患者10人は快方に向かっているという。
 

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