埼玉新聞

 

林家たい平さんに感謝状 埼玉県オリジナルのイチゴ品種「あまりん」「かおりん」の振興に貢献 たい平さんが名付け親

  • 大野元裕知事(右)から感謝状を受け取った林家たい平さんと、デザインしたのぼり旗=24日、県庁

    大野元裕知事(右)から感謝状を受け取った林家たい平さんと、デザインしたのぼり旗=24日、県庁

  • 大野元裕知事(右)から感謝状を受け取った林家たい平さんと、デザインしたのぼり旗=24日、県庁

 大野元裕知事は24日、埼玉県オリジナルのイチゴ品種「あまりん」「かおりん」の振興に貢献したとして、秩父市出身の落語家・林家たい平さん=秩父高出=に県産のヒノキを使った感謝状を贈呈した。たい平さんがデザインしたあまりんをPRするのぼり旗もお披露目された。

 たい平さんは、あまりん、かおりんの名付け親で、自身のオフィシャルブログなどでも埼玉のイチゴを発信。知事は「全国で唯一プレミアムいちご県として認定されるなど、埼玉のイチゴは本当においしいが知名度がまだまだ課題。のぼりなどのイラストも含め、大変ありがたい」と感謝。あまりんやかおりんを口に運びながら、和やかに談笑した。

 のぼり旗は、生産者の顔を思い出しながら、日本一に輝いたあまりんの上品さや上質さが伝わるよう、手作りにこだわってデザインしたという。たい平さんは「秩父に帰るたびに生産者さんのところに寄ると、『皆に喜ばれている』と聞いて自分事のようにうれしい。あまりんやかおりんは生産者の努力のたまもので、感謝状は代表して受け取ったものと思っている」と県産イチゴへの愛を語った。

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