【モスクワ共同】ロシアのベロウソフ国防相は17日、今年の国防省の活動を総括する会合で、ウクライナとの戦闘で今年は6千平方キロを制圧したと主張した。昨年比約30%増になるとした。東京都の約3倍の面積に相当する。
ベロウソフ氏は、各部隊の進撃のペースが昨年比1・5~2倍だと説明。ロシア西部クルスク州を奪還し、ウクライナ東部の要塞クピャンスクやドンバス地域の重要拠点を制圧したと発表した。南部ザポリージャ州と東部ドニプロペトロウスク州についても、11月以降400平方キロを制圧したと述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによるクピャンスク制圧を否定している。