埼玉新聞

 

匿名被害者氏名、秘匿後取り消し 大阪地裁支部、性犯罪で開示恐れ

  •  大阪地裁堺支部

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 性犯罪事件の裁判で、大阪地裁堺支部が被告の男と被害女性の氏名を秘匿すると一度は決定しながら、後に取り消していたことが17日、分かった。被告を実名で審理してほしいとする女性側の申し出を受け、地裁支部は「被告の秘匿を取り消す場合、被害者情報も開示する必要がある」と検察側に説明。現在は女性の匿名審理が続いているが、今後、同支部が女性の氏名も開示する恐れがあり、プライバシー保護の観点で適切と言えるか議論を呼びそうだ。

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