高市早苗首相は17日、臨時国会閉幕に伴い官邸で記者会見する。2025年度補正予算成立を受けた物価高対策をはじめ、今後の政権運営について見解を表明。台湾有事を巡る自身の国会答弁をきっかけに悪化した日中関係や、臨時国会で成立を断念した衆院議員定数削減法案の扱いにも言及する見通しだ。
自民党と日本維新の会の与党会派は衆院で過半数の233を確保したものの、参院では6議席足りない。首相は会見で、来年1月召集の通常国会でも国民民主党など野党に協力を働きかけ、26年度予算案や重要法案の成立を目指す考えを示すとみられる。